店主の独り言『一日』

本日は商談があり都心まで行くことに。車でとも思いましたがどう考えても電車移動が速いし駐車場代もかからない(その目的地周辺のコインパーキングの料金ときたら・・・)ので電車に乗った訳です。

只今「新型肺炎コロナウィルス」のこともあり私はマスクをしていたのですが(そもそもインフル対策もあります)その電車内はというとほとんどの人がマスク着用かと当然思っていたのですが実際にはその着用率は30~40%ほど、、、

それでいいのかなぁ、かかったらかかっただとか開き直るのは個人個人の生き方なので何か申すつもりは毛頭ございませんが、

あなたが感染しそれがあなたの大切な人へうつしてしまうとは考えないのだろうか、、、うーむ、、、

などと思いながら電車に揺られておりました。

さてさて、商談も終わりまた電車に乗った訳ですが道中乗り換えのため山手線某駅にてお手洗いへ立ち寄ったんですね、

するとおばちゃんがトイレのお掃除の真っ最中、、、

別に掃除中だから入らないで的な立て看板などなかったので用を足せばよかったのですが、

なんだか少し躊躇しておりますと後ろから入ってくる方々はさっさと私を追い抜き便器の前へ、、、

おばちゃんは4か5つある便器の手前から2番目の便器前にしゃがんで一生懸命便器を磨いておられる。

自分の母親と同じくらいのお歳に見えるそんな方が嫌な顔一つ見せず仕事とはいえ汚れ仕事をしてくれている。

それを考えますとズカズカ入っていき用を足すという行為がどうもできなくて、

「ご苦労様です。使わせていただきます」

とおばちゃんに言い便器前に。

そうしましたらおばちゃんはこちらをチラッとみて

「ハイハイ!どうぞ」

と言ってくれたのでした。

そして用を足し

「ありがとうございました」

といい踵を返しましたら後ろからおばちゃんが

「気を付けて行ってらっしゃい」

とお声をかけてくれました。

なんだか心がスーと穏やかになった気がしました。ーー

あ、そういえば穏やかになるといえば本日早朝に見た虹がまさに穏やかになる絵だったなぁ、、、

令和2年1月29日 店主拝