【出張買取】中野区にてアンティーク(ヴィンテージ) アームチェアー他多数を出張にてお買取りいたしました。

『アームチェアー』

中野区にてアンティーク(ヴィンテージ)家具類多数をお買取りさせていただきました。
ご依頼者様の御父上が画家でございましたのでモデル用の椅子として多数をご所有されておられたようです。
昨今巷にあふれているアンティーク風ではなく生産から60年以上の物と100年以上前のヴィンテージ、アンティーク物と推測できるものがございましたが、
残念なことに経年劣化でそのすべての椅子類の革座面が破れている物がほとんどでございました。
永くオイルを与えられなかった時期があり破れてしまったのではないかと思います。
本革も定期的にオイルを染み込ませ柔軟性を保てば半永久的に使うことが可能な物でございます。
だからといって本格的な高級革用クリームではなくとも、馬油や薬局で購入可能なワセリン(小さな物ならハンドクリームでも)を擦り込んで浸透するまでしばらく放置するか、ヘアドライヤーを使い油を温めて浸透させてください。
コツはあまりべっとりと付けすぎず浸透後に良く拭き取り磨き上げることでしょうか。(拭き取りが足りませんと椅子であれば少し長く座った時にズボン等御召し物のお尻部分に油染みが出来る可能性がございます)
ただ革の色が濃い目になりますし擦り込みムラがあると目立ってしまいます、
万一ムラが発生してしまったら全体的に油を再度擦り込み浸透させてから拭きあげて様子を見てください。

なお本当にこの作業をご自身でおやりになる場合は、
できれば目立たない場所で少し作業をしてみてから全体へうつしてみてください。
(※くれぐれも自己責任でございます、何かあっても弊店は一切の責任を負いません。)

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#ヴィンテージ家具買取
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【お持ち込み】西山勇三作 木彫仏 銘:花の観音様 をお買取りいたしました。

『西山勇三』
昭和4年福島県生まれ
日展にて昭和33年(1958年)初出品初入選という快挙後連続入選、
昭和40年(1965年)、昭和41年(1966年)には特選
以降審査委員も務める、町田市在住
町田市の薬師池公園内薬師堂に氏作の仏像が安置されております。
日展評議員、日本彫刻会運営委員、師:沢田政廣

あまりお買取りの機会が無い西山勇三氏の作品となります。
少しだけ長く業界に居りますが業者間の競り市場で数回見た記憶はございますがあまり市場には登場しない彫刻家の作品ということとなりますでしょうか。
氏の作品を原型にした縮小版等のブロンズ製像や置物はそれ以上には見かけます。

さて、肝心の今回の作品でございますが、
一目見てとても柔和なお顔で何やら春を、、いや浄土を意識するような佇まいでございます。
しばし事務所内にて眺めておりましたが早々に私の手元からはなれて新しい方のお手元へと旅立ちました。

観音様、
このような時代でございます、皆々に安らぎをお与えくださいますように
心よりお願い申し上げます。

 

 

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#西山勇三
#木彫刻買取

【出張買取】江東区にて四世 秦蔵六 銀瓶他を出張にてお買取りいたしました

『秦蔵六(四世)純銀湯瓶 銘:阿古陀』

今回ご紹介いたしますのは四世秦蔵六造 純銀湯瓶 でございます。
江東区のお客様よりお電話にてご相談をいただき、ご依頼品の状態確認前でしたので少し幅のあるお見積もりをお伝えした後のご訪問となりました。
当日拝見させていただきましたところ、四世の物で使用感の少ないものでございましたので当初のお見積もり金額の上限にてお買取りをさせていただきました。

さて、お話が少しずれてしまいますが秦蔵六や中川浄益等の銀瓶等の購入についてご相談をいただくことがございますが、やはり信頼できる古美術品商、茶道具商からのご購入をお勧めいたします。(現在弊店は一般小売りは中止しております)
購入を検討されてネットオークションであるヤフオクや最近ではフリマサイトでのご購入される方がいらっしゃいますが、かなりのリスクを伴う可能性がございます。
銘部分を後に入れた贋作であったり、そもそも国外で作られた銀でもないメッキのもの(刻印は銀製や純銀とあります)も存在しております。
そんな偽物や粗悪品を探している物だ!と飛びついてセリに熱くなり気がつけばそこそこの高値での落札ということになれば目も当てられません。
また基本的に返品ができない(または返品可としていても様々な理由からできない)ような仕組みになっている場合あります。
もちろん所謂目利きの方であれば良いのですが、最終的には何かあっても自己責任であり笑って済ませることが出来る方のみの世界ということでございます。

店主拝

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【GW期間中の営業につきまして】

GW期間中4月29日から5月8日につきましてお知らせをいたします。
新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置も解除となり、
GW期間中は多くの方の移動が予想され、
各高速道路の渋滞により関東近郊への出張が出来ない可能性がございます。
お客様におかれましては大変なご不便をおかけいたしますがGW期間前または期間明けでの出張買取のご予約をいただけますよう何卒お願い申し上げます。

詳しくはお電話またはメールにてご相談ください。

フルーダイヤル:0120-060-098
メールアドレス:furudougu@kitarou-shouten.com

【出張買取】世田谷区のお客様のご依頼にて『笠松紫浪』の木版画他を出張買取いたしました

『笠松紫浪 題:本郷赤門の雪 木版画』

今回ご紹介いたしますのは「笠松紫浪」の木版画でございます。
以前もどこかで書いた記憶がございますが、明治後期から大正、昭和期にかけて伝統的日本版画の復興及び新しい版画の確立(近代化)運動がございまして、
この頃に現れた木版画を俗に「新版画」と呼ばれております。
笠松紫浪はその時代の絵師(画家)となります。(師は鏑木清方)
「新版画」の他の代表的絵師には川瀬巴水、橋口五葉、伊藤深水、竹久夢二、山村耕花、名取春仙、成田守兼、ポール・ジャクレーなど多数いらっしゃいます。
また「新版画」につきましては
数十年前まではなかなか目に触れる機会も資料も乏しい状況でしたが
先人たちの研究が進み尚且つ近年愛好家蒐集家の方が戦前よりお集めになった収集品が画集という形で出版されることが多くなり一般の方の目にも届くようになってまいりました。

江戸期に花開いた浮世絵木版画、幕末から明治期前半に衰退していく中で伝統を重んじながらも新しい版画を生み出そうと挑戦した彼らの作品。
そんな「新版画」を弊店は探しております。
似たようなものがどこかに、、、そんな時は是非ご連絡ください。

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笠松紫浪木版画本郷赤門の雪