【お持ち込み】西山勇三作 木彫仏 銘:花の観音様 をお買取りいたしました。

『西山勇三』
昭和4年福島県生まれ
日展にて昭和33年(1958年)初出品初入選という快挙後連続入選、
昭和40年(1965年)、昭和41年(1966年)には特選
以降審査委員も務める、町田市在住
町田市の薬師池公園内薬師堂に氏作の仏像が安置されております。
日展評議員、日本彫刻会運営委員、師:沢田政廣

あまりお買取りの機会が無い西山勇三氏の作品となります。
少しだけ長く業界に居りますが業者間の競り市場で数回見た記憶はございますがあまり市場には登場しない彫刻家の作品ということとなりますでしょうか。
氏の作品を原型にした縮小版等のブロンズ製像や置物はそれ以上には見かけます。

さて、肝心の今回の作品でございますが、
一目見てとても柔和なお顔で何やら春を、、いや浄土を意識するような佇まいでございます。
しばし事務所内にて眺めておりましたが早々に私の手元からはなれて新しい方のお手元へと旅立ちました。

観音様、
このような時代でございます、皆々に安らぎをお与えくださいますように
心よりお願い申し上げます。

 

 

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#西山勇三
#木彫刻買取

【出張買取】東京都新宿区にてブロンズ像他多数をお買取りいたしました。

「ブロンズ像 原型Emmanuel Hannaux?」

新宿区のお客様のご依頼にてブロンズ像他西洋から東洋の物まで多数をお譲りいただきました。さてご依頼品のブロンズ像ですが土台のサインが E. Hannaux とございますので原型はフランスのエマニエル・ハンナ Emmanuel Hannauxの物かと思います。このタイプのブロンズ像は80年代頃に多数日本へ輸入された物かと思われます。個人的には何もかも夢のようだったあの狂乱のバブル時代が思い出されます。

【出張買取】東京都新宿区にて明治期の国産燐寸燐票(ラベル)多数をお買取りいたしました。

『明治期国産燐寸(マッチ)燐票(ラベル、レッテル)』

新宿区のお客様より明治期の国産燐寸燐票の貼りこみ帳を数冊お譲りいただきました。
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ここで簡単に国産燐寸の歴史についてご紹介してまいります。
国産燐寸の歴史は江戸時代天保年間に国産に成功したとの史実があるようでございます。その後明治期初期に岩手県盛岡藩にて士族授産施策のマッチ製造所「葆光社(ほうこうしゃ)」が設立され我が国初の燐寸工場が作られました。明治期中頃となり全国的に燐寸工場ができ始め 明治30年代頃よりそれまでは輸入品であった外国製燐寸にかわり安定生産も可能となった日本製燐寸が日本から清国(現、中国)やインドはじめ東南アジアへ輸出が始まります。当時の生産量(年間生産量数十億個)のなんと八割が輸出されていたとのことですからその凄さがわかります。
さて、今回の燐票(ラベル、レッテル)ですが明治期30年代頃より広告入り燐票(ラベル、レッテル)が生産され始めるのですが、今回のご依頼品もその頃より大正期初期の物とも思われます。
またこの頃にすでに燐票(ラベル、レッテル)蒐集家が存在しております。
今回のご依頼品は神戸にあった会社のラベルを中心に蒐集されておりまして個人で蒐集されたものではなく その会社より蒐集家向けにこの状態で流通されたものかもしれません。そのあたりのことを蒐集されたご本人に聞ければそれに越したことはないのですが残念ながらすでに数十年前に他界されておりかないませんでした。
いずれにせよ、そのデザインにグっときてしまう店主でございました。
30年近く前まではたまにですが市場にて見かけたのですが最近はあまり見かけなくなりましたね、、、
今回の燐票は貼りこんでしまってますが状態は良いものでした。
弊店へお譲りいただきましたお客様に心より感謝いたします。

 

画像の転載をお断りいたします。

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【出張買取】東京都新宿区にて三代徳田八十吉 碧明釉壷 をお買取りいたしました。

『三代徳田八十吉 碧明釉壷』

ご依頼品は三代徳田八十吉 碧明釉壷 でございました。三代徳田八十吉のプロフィールは以下になります。昭和8年石川県に生まれ。後に金沢美術工芸大学中退後、初代祖父・父二代に師事し、昭和46年第18回日本伝統工芸展初出品作「彩釉鉢」優秀賞 NHK会長賞受賞はじめ以降多数の賞を受章 昭和63年三代八十吉を襲名し平成5年紫綬褒章授章 平成9年第10回MOA岡田茂吉賞大賞受賞し重要無形文化財採釉磁器保持者(人間国宝)に認定されます。平成21年8月26日逝去 従五位に叙位されました。文化庁、国立近代美術館、大英博物館、スミソニアン・サックラー美術館等所蔵されております。

伝統的な九谷焼から表現者としてより芸術的高みへ。そんなお気持ちだったのでしょうか。

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#骨董出張買取キタロウ商店

 

【出張買取】東京都新宿区のお客様より「唐物銅鍍金仏像」をお買取りいたしました。

『唐物銅鍍金仏像』

お客様のお話では旧満州国でご商売をされていた御祖父様が我が国へ持ち帰ったとのこと、桐箱は日本国内にて戦前頃に作られたものと推測いたします。
肝心のご依頼品の制作年代は清朝頃の物と思われます。

評価基準といたしましては形、表面の鍍金の残り方でかなり差が出てまいります。

姿形が似たもので木彫の物もございます、その場合は表面の漆部分が下地として見えるかと思います。

このような仏像がどこかにあるという場合は是非一度ご連絡くださいませ。

 

 

 

 

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