【出張買取】世田谷区のお客様のご依頼にて『笠松紫浪』の木版画他を出張買取いたしました

『笠松紫浪 題:本郷赤門の雪 木版画』

今回ご紹介いたしますのは「笠松紫浪」の木版画でございます。
以前もどこかで書いた記憶がございますが、明治後期から大正、昭和期にかけて伝統的日本版画の復興及び新しい版画の確立(近代化)運動がございまして、
この頃に現れた木版画を俗に「新版画」と呼ばれております。
笠松紫浪はその時代の絵師(画家)となります。(師は鏑木清方)
「新版画」の他の代表的絵師には川瀬巴水、橋口五葉、伊藤深水、竹久夢二、山村耕花、名取春仙、成田守兼、ポール・ジャクレーなど多数いらっしゃいます。
また「新版画」につきましては
数十年前まではなかなか目に触れる機会も資料も乏しい状況でしたが
先人たちの研究が進み尚且つ近年愛好家蒐集家の方が戦前よりお集めになった収集品が画集という形で出版されることが多くなり一般の方の目にも届くようになってまいりました。

江戸期に花開いた浮世絵木版画、幕末から明治期前半に衰退していく中で伝統を重んじながらも新しい版画を生み出そうと挑戦した彼らの作品。
そんな「新版画」を弊店は探しております。
似たようなものがどこかに、、、そんな時は是非ご連絡ください。

お買取りのご依頼はこちらから
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笠松紫浪木版画本郷赤門の雪

【出張買取】東京都世田谷区にて小泉仁左衛門の鉄瓶他をお買取りいたしました

『八代 小泉仁左衛門』

八代 小泉仁左衛門の鉄瓶をご売却いただきました。
小泉仁左衛門とは現代まで今なお続く南部盛岡の御釜師でございます。
当代は十代仁左衛門(小泉清明氏)
さて、小泉仁左衛門について少しだけご説明をすることから始めましょうか、、、
小泉仁左衛門、、、万治二年に盛岡藩二代藩主である南部重直が茶の湯窯等を藩内で作ろうと思いたち、京都の小泉清行が釜師として召抱えられたのが始まりでございまして、その後宝暦年間に三代目となる清尊が現在の鉄瓶の原型を製作いたします。盛岡藩からは「御釜師」という屋号もいただき、それから三五〇年脈々とその技術は受け継がれており当代の十代清明氏まで続いております。

さて、今回のご依頼品である「八代 小泉仁左衛門」についてですが、
八代清信は明治七年に生まれ その後の度重なる不幸を乗り越え釜師としての腕を磨き、明治二十六年八代目を襲名いたします。シカゴ万博への出品、国内での賞を数々受賞し 明治四十一年には当時の皇太子(後の大正天皇)の御前にて鉄器制作の実演をいたします。この頃より全国的に南部鉄器が知られることとなります。また後進の育成にもその情熱を傾け沢山の名工が育ちました。
しかし、時は移り昭和に、、、大東亜戦争による金属類回収令にて鉄器類の制作が困難な時代へと飲み込まれていくこととなるのでした、、、


●もう少し八代そして九代をお知りになりたい方はこちらを↓
http://www.city.morioka.iwate.jp/shisei/moriokagaido/rekishi/1009526/1024995/1024997/1025122.html

茶道具としての鉄瓶等の買取をいたしていおります。
お茶をそろそろやめようかしら、、、
母が残したお茶道具類はどうしたら、、、
そんな時は一度ご相談ください。
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【出張買取】東京都世田谷区にて火鉢他お買取りさせていただきました。

『火鉢 染付、十錦手、水車軸』

火鉢、昨今なかなか市場性が無くお買取りとなりますと躊躇してしまうのですが今回のご依頼品は窓には唐子の染付のもの、十錦手の大振りのもの、水車の軸部分を古材の持つ風情をいかしたものと、極々市場に出てきやすいものではないものでございましたのでお買取りをさせていただきました。他社様でも「火鉢の買取」とお話をするだけで買取の段まで行かず断られてしまうそんな火鉢ですが今回のようなものでございましたら是非キタロウ商店へご連絡くださいませ。

【出張買取】世田谷区にて旧陸軍九四式拳銃用嚢を買取いたしました。

『九四式拳銃用嚢』

九十四式自動拳銃用嚢、いわゆるホルスターでございます。
ご依頼品は70年以上経過したものとは思えない状態で皮は柔軟性を保っておりましたので少しの手入れにて蘇りました。
戦争に使ったものなんてと廃棄してしまわれる方が多くいらっしゃいますが、
この嚢もあの時代をこの国の人々に伝えていかねばならない上で大切なものに変わりはないと考えます。
ご自宅に眠る軍装品がございましたら是非一度キタロウ商店へご連絡ください。誠意買取をいたします。

 

 

 

 

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