【出張買取】埼玉県川越市にて「本榧板目将棋盤」等を出張にてご売却いただきました。

本榧板目木表将棋盤

ご依頼品は将棋盤の最高級材本榧の板目木表盤でございました。
本榧材将棋盤は板目よりも柾目のほうが付加価値が高い傾向ではございます、
木取の関係で樹齢が経ち太く大きな材が必要となるのがその理由でございます。
価値あるものとされるのはその順に高いものから柾目の天地柾、天柾、板目の板目木裏、板目木表となります。
しかしながらそもそも希少材でもある本榧ですので板目でございましても価値ある将棋盤となります。
なお将棋盤には他の材料に国産材では北海道産の桂、海外産では北米産の檜科の檜葉、同じく北米産檜科の新榧、東南アジア材の安価なアガチス、日本では新桂と呼ぶ方もいらっしゃいます。
盤厚もその価格に関係してまいります足付盤は4寸(40号)、5寸(50号)、6寸(60号)、7寸(70号)、8寸(80号)とございます。材料、厚みにて高価となります。

キタロウ商店では将棋関係品、囲碁関係品の出張買取いたします、是非一度お声がけください。

 

本榧板目将棋盤

 

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【出張買取】埼玉県川越市にて将棋駒江陽作等多数を出張にてご売却いただきました。

江陽作(江鳩江陽作)錦旗盛上げ駒

数々のタイトル戦にも使用された江鳩江陽作の駒でございます。将棋の駒と申しましてもその材質は黄楊、イタヤ楓、オノオレカンバ、椿、槇などがございます。その中でも最高の材といわれておりますのが御蔵島(伊豆諸島)産の島黄楊 次いで鹿児島の薩摩黄楊といわれております。黄楊とされているものの中にも海外の材もございます、シャム黄楊が有名ですが当初は国産黄楊よりも安価であったようですが近年は少しずつ値が上がっているようです。そんな国産海外含めた黄楊材ですが現在ではその資源も枯渇傾向にあり植林等で補っているとはいえ環境保全面から考えますとなかなか難しい問題なのかもしれません。話が少しそれてしまいましたが 駒は板目と柾目、杢目(杢)の縮杢、玉杢といった杢の良きものも珍重されております。

将棋関係品のご売却ご予定でございましたら是非一度キタロウ商店へお声がけください。

 

【出張買取】埼玉県川越市にて将棋駒光匠作等多数を出張にてご売却いただきました。

 

山形県天童市の天童佐藤敬商店 二代光匠作(佐藤稔氏) 水無瀬 駒

NHK杯での使用駒で有名な光匠作の駒でございます。駒の底部に銘は光匠と書体は水無瀬とあります、水無瀬とは藤原北家隆家流の藤原親信を祖とする堂上家、その系譜に連なる水無瀬兼成とその孫兼俊が十六世紀末頃より能筆家として特に有名で「将棋駒の銘は水無瀬家の筆をもって宝とす」との言葉も伝え残るように現在でも人気のある書体でございます。

将棋の駒に関してのお話はまた別の機会に。

将棋関係品(駒、駒箱、袋、盤等)の買取際は是非キタロウ商店へお声がけください。

#将棋駒 #光匠作

光匠作 水無瀬 盛り上げ駒