『CONTAX(京セラ) T2 』
今回ご紹介いたしますのは「CONTAX(京セラ) T2 」でございます。
京セラは1959年4月に元々は「京都セラミック株式会社」として設立されました。
光学機器製造に参入することになったのは1983年にヤシカ(光学機器メーカー)を合併吸収したことから始まります。
吸収合併したヤシカが1974年にカール・ツァイスと提携後CONTAX RTSを販売していたこともあり、京セラのCONTAXカメラが市場に登場していくこととなります。
それまで一眼レフのカメラが主体でありましたが高級コンパクトフィルムカメラとして
1984年にCONTAX T(レンズはCarl Zeiss Sonnar 38mm F2.8を採用)が発売となります。
またカメラデザインにはあのポルシェデザインも参加するなど話題となり発売され人気を博しました。
その後1990年にTシリーズの二代目として今回のお買取り品であるT2が発売されます。
さて、実際のお買取りの査定基準でございますが、
T2(含めすべての電子制御のカメラ)の一番のウイークポイントは電源が入らなくなることです。
また電源が入ってもレンズ格納部分のレンズが収納しきれずシャッターが閉まらなかったり、液晶表示が表示されなくなっていたりと故障が多いカメラではございます。
そもそも生産発売から30年ほど経過しておりますので仕方がないのですが現在修理が出来る部分も限られていいる上に修理費用も高価となり、
動作しない物不具合があるものにつきましては査定は低くなります。
またカメラ等(光学機器)はレンズやファインダー、(プリズム)にカビが出てしまった物につきましても査定は低くなります。
査定で大事なのは傷が少なく動作すること付属品がすべて残っていることとなります。
また1998年にT2販売終了後に限定2000台で販売されたT2ブラックはそれまでのT2の査定金額より高価となります。(※1991年に発売されたT2チタンブラックではありません)
お買取りをご希望の場合ご依頼時にカメラの機種名等をお伝えいただけますと
各種使用するバッテリーなどを持参し査定をさせていただきますので当日中に査定金額のご提示が可能となります。
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『NIKON S3』
ニコンS3は、昭和33年3月(1958年)~昭和35年10月(1960年)に製造されたもので それまでのS 2の後継機種であるとともにSPの普及機種との位置づけされたカメラでございました。
生産台数は12.000台。
レンズはボディがクロームですとニッコール(NIKKOR-S)5cm F1.4 または 5cm F2が標準で付いていたようです。
少数生産されたボディがブラックとなりますと5cm F1.4が標準にてついておりました。
昭和35年に一度生産を中止したS3ですが昭和39年に東京オリンピックの報道機関用カメラとしてブラックボディで再生産されました。手元の資料では完全な再生産台数がわからないのですが約2000台ほど生産されたようでございます。
レンズはブラックペイントの50㎜ F1.4と元々のS3と見た目のブラック以外変わらないように思いますが、ちょっとマニアックなお話とはなりますが旧型のゾナー型からガウス型5群7枚の物に変わっております。
マニアックなお話のついでにこのオリンピックモデルにはフィルムサイズをハーフサイズにしたものが存在いたします。
ところで、ハーフサイズって?とカメラのことをあまり知らない方に説明すれば、
通常のフィルムサイズは36mm×24mmなのですが、その半分のサイズ17mm×24mm(または18mm×24mm)にしたものということです。
昔々はフィルム代の節約といった側面だと私は理解してますが通常の倍撮れるこのハーフサイズ仕様の一般庶民向け小型カメラ(オリンパス ペン、リコーハーフなど)が多数販売されておりました。私も昔々使っておりました。その独特な写りに面白さを感じて出かけるときはバックに入れていたりもしましたね。
さてさて話を元に戻しますと、このオリンピック、ハーフサイズモデルはS3Mというモデル名でして、なぜハーフサイズにしたかと申しますと上記の小型カメラとは別の考えの元設計販売されたのですが、要はオリンピック競技の動きある被写体をモータードライブでの高速連写撮影を可能にするために必要な変更(改造?)でございました。
しかもこのハーフサイズのオリンピックモデルはボディカラーがブラックとクロームモデル合わせて一説には165台しか生産されておらずその圧倒的存在数の少なさからかなりの高額での取引となっております。
この原稿を書いている私が中古カメラの世界に入った20数年前は美品のもので当時の中古カメラ市では100万円ほどの値段が付いておりました。現在でも100万円を超えた売値にて出ているそうですが、、、
数年前までは中国や中東の裕福なコレクターの方が購入したそうですが今の世界経済的に見れば、、、うーん。(汗)
さて、そんなS3でございますが実は2000年に復刻生産をいたしまして、、、
そのことにより当時物のS3の中古相場は下がり続けてまして
その上、近年ではその復刻版も販売から20年が経ち中古市場にもそこそこの数が出てきてきてしまいまして、
市場原理から申せば当たり前といえば当たり前ですが、市場にあふれ出した物の価値は下がるのが道理。
結果、悲しいことにオリジナルS3は20年ほど前は美品ですと30万近い中古相場でしたが現在では美品に近いまぁまぁのコンディションの物でも10万円ほど、使用感のある傷が多い個体ですと現状販売5万円というものも見かけますし以前某カメラ店で4万円(状態はよろしくはありませんでしたがレンズ付きで、、、)というのも見かけたことがございます。
現状販売にせざる負えないのはカメラの修理が出来る腕の良い職人さんが減ってきていることとその修理や調整代がそこそこのお値段(たとえばシャッターの修理で2万円から)ですので、あそこもここもと修理や調整などしてしまうと、、、実勢販売価格を超えたりします。
中古カメラ販売側からみますと販売価格にその職人さんへの修理調整代を上乗せすることができないからということが一番大きいかと思うのです。
あ、、、他にも色々と書きたいことはございますが、あまり業界内の事情を書いてしまうと関係方面から怒られてしまうかもしれませんのでこの辺で。
ご家族がお集めになっていたカメラなど発見いたしましたら誠意査定、買取をさせていただきますので、是非キタロウ商店までご連絡いただけましたら幸いでございます。

『Leica M4 (ライカM4)』
ライカのM4でございます。ライカといえばMシリーズを思い浮かべる方も多いかと思います。そのMシリーズの1967年に市場に新たに投入されたのが 今回のご依頼品であるM4となります。前機種であるM3がその完成形ともいわれておりましたがそれを超える機種として販売されました。M4の評価は使用者により変わりますのでここで何か言えることはございませんがこれじゃなきゃダメだというカメラマンもいらっしゃることは確かでございます。カメラ関係のご売却をお考えでございましたら是非一度キタロウ商店までご連絡くださいませ。誠意買取いたします。

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『GITZO G1228 三脚』
GITZOの三脚でございます。GITZO(ジッツオ)の歴史は1917年フランス人のアルセーヌ・ジッツホーベン(Arsène Gitzhoven )により設立されました。当初はカメラやシャッター、レリーズ等を製作販売しておりましたが第二次世界大戦の戦況悪化により解散。戦後1944年再び生産を再開。1950年代に三脚を販売開始、世界で初めて脚パイプにカーボンファイバーとバサルトファイバーを使用し、雲台にはマグネシウム合金を採用し現在に続く「三脚といえばGITZO」と口にする方も多いプロ御用達の製品へと昇華してまいりました。なお現在はフランスからイタリアへ生産拠点は変更しております。キタロウ商店ではカメラ本体のみならずカメラ関係品のお買取りも行っております。カメラのご売却ご予定の際は是非カメラ関係品も拝見させてください。誠意買取いたします。

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『vanguard カメラバッグ』
株式会社ガードフォースジャパン様のカメラバック「vanguard」でございます。
機能性、価格ともに良質なカメラバックで初心者からセミプロの方までお選びいただく方が多い製品でございます。
キタロウ商店はカメラ本体はもとより三脚や各種照明関係、カメラバックなどカメラ関係品もメーカーにもよりますが誠意お買取りしております。
他店様でカメラ本体以外は買取不可となった場合は
弊店までご依頼ください。
カメラ本体、関係品に至るまですべてお任せください。

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