『戦前期冷蔵庫』
戦前期の冷蔵庫でございます。氷屋さんに氷を配達してもらい上段の扉内に収め、冷気は下に流れますので上段と下段の間はすのこ状になっておりますので氷が解けてしまうまで下段内の食材は冷えているという仕組みです。電気式の冷蔵庫が我が国に普及する昭和30年代頃まではまだまだ現役で使用されておりました。そんな氷式冷蔵庫ですが実は今でも生産されております。こだわりあるお鮨屋さんや割烹料理屋さんではこれじゃなきゃダメとのことです。電気式冷蔵庫の多くは冷気を循環させるため風を送り出しておるのですがそれが食材を乾燥させ結果傷んでしまう。それに引き換え氷式は冷気が自然に流れる仕組みですので食材の乾燥が無いということから氷式を選ばれる方がいらっしゃるそうです。もちろんこの乾燥をふせぐ電気式冷蔵庫も出てはおりますがそれでも氷式にこだわる職人の方々の仕事に対する姿勢に感服するばかりでございます。
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